【旧】湯室・紫苑の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 01. SHION no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

山紫陽花（ヤマアジサイ）  Hydrangea serrata

​●花の開花時期　6～7月

半日陰の湿り気のある林や沢沿いに育ちます。
夏前に、枝の外側に向かって花が咲き、縁に沿って淡い紫の装飾花をつけ、ガク咲きとなります。
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野村楓（ノムラカエデ） Acer palmatum

​●紅葉の見頃　4～11月

葉の形が、ヤマモミジよりも葉は大きく、春は暗紫色、夏は深緑色、秋は紫紅色となる品種。
葉は、春から秋まで紫紅色を保ちます。

山照らし（ヤマテラシ）

​●花の開花時期 3〜5月

一般に「白山木（ハクサンボク）」の名で知られ、遠目にも美しいため「山照らし」の別名があります。葉は大きく、光沢があり、冬に紅葉します。
花は白くて小さく、秋に赤い実がなります。
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灯台躑躅（ドウダンツツジ） Enkianthus perulatus

​●花の開花時期　4〜5月

名前の由来は、枝分かれする様子が夜の明かりに用いた灯台（トウダイ）の脚部と似ていることから。後に「トウダイ」から「ドウダン」に言葉が転じ、今の呼び名となりました。
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姫梔子（ヒメクチナシ） Small gardenia / Gardenia jasminoides​

●花の開花時期　6～7月

クチナシの変種で、全体に小ぶりの品種。
3〜5センチほどの白い花を枝先に咲かせます。
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冬青（戦＝ソヨゴ） Ilex pedunculosa​

●花の開花時期　5～7月
●実がなる時期　10〜11月

風に戦（そよ）いで葉が音を立てることに由来。冬でも葉が青々と茂っていることから「冬青」とも表記。
小さな白い花が咲き、実がなります。緑色の実は、秋に赤く熟します。
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梅（ウメ） Japanese apricot / Prunus mume​

●花の開花時期　1〜3月

奈良時代にはすでに栽培されていた花木。薬や食品として良質の実をつける「実ウメ」と、観賞価値の高い花を咲かせる「花ウメ」に分けられます。
花ウメの楽しみは、花のほかに香りや枝ぶりが挙げられます。
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南天（ナンテン） heavenly bamboo / Nandina domestica​

​●花の開花時期　6〜7月
​●実がなる時期　10〜11月

江戸期以前に日本に伝わった常緑広葉樹の低木。乾燥させた実は咳止めの薬として有名。
つやがあり深い縁の葉に、6弁の白い花を多数つけます。
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千両（センリョウ） Herba sarcandrae / Sarcandra glabra​

●花の開花時期　6月
●実がなる時期　11〜1月

常緑広葉樹の小低木。対生する葉には鋭い鋸歯があります。
冬に実る赤く美しい実は、正月の飾りなどでも有名です。
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花菖蒲（ハナショウブ） Iris ensata var. ensata​

​●花の開花時期　5〜6月

「肥後六花」の一つで、6月ごろに花を咲かせます。
花の色は、白、桃、紫、青、黄など様々です。
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【旧】湯室・山吹の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 02. YAMABUKI no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

山吹（ヤマブキ） Japanese kerria / Kerria japonica​

​●花の開花時期　4〜5月

1〜2メートルの落葉広葉樹の低木。
秋になると黄葉し、花と同様に山吹色に染まり、初冬まで見られます。
春に、鮮やかな黄色の花を、当年枝の先に多数つけます。

いろは楓（イロハカエデ） Japanese maple / Acer palmatum​

​●花の開花時期　4〜5月​

日本では最もよく見られるカエデ属の種で、紅葉の代表。「モミジ」の呼び名が馴染み深い高木です。
春、若葉の芽生えと同時に、小さな花を多数咲かせます。
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山照らし（ヤマテラシ）​

​●花の開花時期　3〜5月
●実がなる時期　10〜12月​
​●紅葉の見頃　11月

一般に「白山木（ハクサンボク）」の名で知られ、遠目にも美しいため「山照らし」の別名があります。葉は大きく、光沢があり、冬に紅葉します。
花は白くて小さく、秋に赤い実がなります。
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小楢（コナラ） Quercus serrata​

​●花の開花時期　9〜10月
●実がなる時期　10〜11月​

落葉広葉樹の高木で、高さは15〜20メートルになります。
春から晩春に花が咲き、若葉が広がると同時に黄褐色の花が付きます。
秋には、楕円形のドングリが熟します。
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満作（マンサク） Japanese witch hazel / Hamamelis japonica​

●花の開花時期　1〜3月

落葉広葉樹の高木で、高さは15〜20メートルになります。
春から晩春に花が咲き、若葉が広がると同時に黄褐色の花が付きます。
秋には、楕円形のドングリが熟します。
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日向水木（ヒュウガミズキ） Buttercup winter-hazel / Corylopsis pauciflora​

​●花の開花時期　3〜4月

落葉広葉樹の低木。美しい可憐な花や秋の黄葉で、私たちを楽しませてくれる花木です。
春先に、2〜3個の薄黄色の花が房になり、木全体に無数に咲きます。
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【旧】湯室・紅梅の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 03. KOBAI no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

沈丁花（ジンチョウゲ） Winter Daphne / Daphne odora

​●花の開花時期　2〜3月

漢字名の由来は、香木の沈香（ジンコウ）のような良い香りがすることから。
春先に、紅色のつぼみが枝先に集まり、20〜30個の花が手毬状に固まって咲きます。
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梅擬き（ウメモドキ） Japanese winterberry / Ilex serrata​

​●花の開花時期　5〜7月
●実がなる時期　9〜1月

落葉広葉樹の低木。和名の由来は、葉の形がウメの葉に似ていることから。
初夏に、淡紫色の花を咲かせます。
初秋に実が熟しはじめ、落葉後も赤い実が残るため、冬の庭の彩りとなってくれます。
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庭梅（ニワウメ） Japanese bush cherry / Prunus japonica​

​●花の開花時期　4月
●実がなる時期　6〜7月

古い時代に日本へ渡来しており、万葉集にも古名ハネズとして登場する。
春先に、葉と同時、または先に花が付きはじめます。丸みのある花弁5枚の小花が、1〜3輪単位で木全体に咲きます。
熟す夏前には、赤い実がなります。

山照らし（ヤマテラシ）

​●花の開花時期 3〜5月

一般に「白山木（ハクサンボク）」の名で知られ、遠目にも美しいため「山照らし」の別名があります。葉は大きく、光沢があり、冬に紅葉します。
花は白くて小さく、秋に赤い実がなります。
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南天（ナンテン） heavenly bamboo / Nandina domestica​

​●花の開花時期　6〜7月
​●実がなる時期　10〜11月

江戸期以前に日本に伝わった常緑広葉樹の低木。乾燥させた実は咳止めの薬として有名。
つやがあり深い縁の葉に、6弁の白い花を多数つけます。
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杉苔（スギゴケ） Polytrichum / Polytrichum juniperinum​

和の景観との相性が非常によく、苔の中でもっともよく見る品種です。
石との組み合わせが美しく、濃い緑で地上に密生します。
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梅（ウメ） Japanese apricot / Prunus mume​

●花の開花時期　1〜3月

奈良時代にはすでに栽培されていた花木。薬や食品として良質の実をつける「実ウメ」と、観賞価値の高い花を咲かせる「花ウメ」に分けられます。
花ウメの楽しみは、花のほかに香りや枝ぶりが挙げられます。
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梔子（クチナシ） Common gardenia / Gardenia jasminoides​

​●花の開花時期　6〜7月
●実がなる時期　10〜11月

常緑の低木。表面に強いつやがある葉をつけます。
初夏に葉の間から、一個ずついい香りの花を咲かせます。咲きはじめは白い花が、徐々に黄色に変化していきます。
秋には、赤黄色の果実をつけます。

千両（センリョウ） Herba sarcandrae / Sarcandra glabra​

●花の開花時期　6月
●実がなる時期　11〜1月

常緑広葉樹の小低木。対生する葉には鋭い鋸歯があります。
冬に実る赤く美しい実は、正月の飾りなどでも有名です。
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【旧】湯室・若竹の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 04. WAKATAKE no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

南天（ナンテン） heavenly bamboo / Nandina domestica​

​●花の開花時期　6〜7月
​​●実がなる時期　10〜11月

江戸期以前に日本に伝わった常緑広葉樹の低木。乾燥させた実は咳止めの薬として有名。
つやがあり深い縁の葉に、6弁の白い花を多数つけます。

富貴草（フッキソウ） Japanese spurge / Pachysandra terminalis​

​●花の開花時期　4〜5月

和名の由来は、濃い緑葉が茂る様子が、繁栄を表すことからと言われています。
地表を覆う常緑草として、大変よく見る品種です。
春に、白い花が穂になって咲きます。
​​

千両（センリョウ） Herba sarcandrae / Sarcandra glabra​

●花の開花時期　6月
​●実がなる時期　11〜1月

常緑広葉樹の小低木。対生する葉には鋭い鋸歯があります。
冬に実る赤く美しい実は、正月の飾りなどでも有名です。
​​

梅擬き（ウメモドキ） Japanese winterberry / Ilex serrata​

​●花の開花時期　5〜7月
●実がなる時期　9〜1月

落葉広葉樹の低木。和名の由来は、葉の形がウメの葉に似ていることから。
初夏に、淡紫色の花を咲かせます。
初秋に実が熟しはじめ、落葉後も赤い実が残るため、冬の庭の彩りとなってくれます。
​​

金明竹（キンメイチク） Kinmyo bamboo/ Phyllostachys bambusoides​

黄色の竹稈で規則正しく芽をつける真竹。
 昔から珍重され、主に庭園竹として鑑賞されています。 
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【旧】湯室・照柿の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 05. TERIGAKI no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

柿の木（カキノキ） Kaki Persimmon / Diospyros kaki​

​●花の開花時期　5〜6月

落葉の小高木で、高さは4〜10メートル。卵形をしていて先が尖り、葉は、先が尖った卵形。
初夏に、枝元の部分に白色から淡黄色の花がつきます。
果実は、秋から初冬にかけて。品種によって大小様々な形があり、橙色に熟します。
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山紫陽花（ヤマアジサイ）  Hydrangea serrata​

​●花の開花時期　6～7月

半日陰の湿り気のある林や沢沿いに育ちます。
夏前に、枝の外側に向かって花が咲き、縁に沿って淡い紫の装飾花をつけ、ガク咲きとなります。
​

沈丁花（ジンチョウゲ） Winter Daphne / Daphne odora​

​●花の開花時期　2〜3月

漢字名の由来は、香木の沈香（ジンコウ）のような良い香りがすることから。
春先に、紅色のつぼみが枝先に集まり、20〜30個の花が手毬状に固まって咲きます。
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満作（マンサク） Japanese witch hazel / Hamamelis japonica

●花の開花時期　1〜3月​

落葉広葉樹の小高木。花がよく咲けば豊作、花が少なければ不作など、稲の作柄を占う植物として古くから親しまれてきました。
いち早く春の訪れを告げる花木で、年明けから葉よりも先に黄色の花が房状にたくさん咲きます。ほのかにいい香りがしますよ。
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【旧】湯室・藍鉄の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 08. AITETSU no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

七竈（ナナカマド） Japanese Rowan / Sorbus commixta

​●花の開花時期　5〜7月

材はかたく、赤く染まる紅葉や果実が美しい落葉広葉樹。夏には白い花を咲かせ、秋には鮮やかに紅葉し、赤い実をつけます。
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南天（ナンテン） heavenly bamboo / Nandina domestica

​●花の開花時期　6〜7月
​●実がなる時期　10〜11月

江戸期以前に日本に伝わった常緑広葉樹の低木。乾燥させた実は咳止めの薬として有名。
つやがあり深い縁の葉に、6弁の白い花を多数つけます。
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馬酔木（アセビ） Japanese andromeda / Pieris japonica subsp. japonica

●花の開花時期　3月〜5月

常緑広葉樹の低木から小高木。葉の芽吹きは鮮やかな赤で、後に深い緑となります。早春になると枝先に鈴の形をした白い花を、房で多数咲かせます。
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白樫（シラカシ） Quercus myrsinifolia

●花の開花時期　4〜5月
●実がなる時期　10〜11月 ​

和名の由来は、材が白いことから。樹皮は緑を帯びた黒や灰色。葉は芽吹きはじめは赤く、後につやがある深い緑となります。花は春先に雄花・雌花ともに咲き、秋にいわゆる「どんぐり」の実をつけます。
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隠蓑（カクレミノ） Dendropanax trifidus

●花の開花時期　6〜7月

全体に傘を広げたような樹形の常緑広葉樹。黄緑の小さな花が枝先に多数つきます。実になると晩秋に黒紫色にになって熟します。​
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いろは楓（イロハカエデ） Japanese maple / Acer palmatum

​●花の開花時期　4〜5月

日本では最もよく見られるカエデ属の種で、紅葉の代表。「モミジ」の呼び名が馴染み深い高木です。春、若葉の芽生えと同時に、小さな花を多数咲かせます。
​​

千両（センリョウ） Herba sarcandrae / Sarcandra glabra

​●花の開花時期　6月
●実がなる時期　11〜1月

常緑広葉樹の小低木。対生する葉には鋭い鋸歯があります。冬に実る赤く美しい実は、正月の飾りなどでも有名です。
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藪柑子（ヤブコウジ） Ardisia japonica

​●花の開花時期　7〜8月

常緑の草状の小低木で、冬に美しい赤い果をつけます。花は白、または紅色で、枝に2〜5個を下向きにつけます。
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【旧】湯室・紅緋の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 09. BENIHI no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

椿（ツバキ） Camellia japonica

​●花の開花時期　1〜4月

赤・白・ピンクの花の色と、おしべの黄色とのコントラストが非常に美しい。冬でも常緑で、日陰でも花を咲かせます。

千両（センリョウ） Herba sarcandrae / Sarcandra glabra

​●花の開花時期　6月
●実がなる時期　11〜1月

常緑広葉樹の小低木。対生する葉には鋭い鋸歯があります。冬に実る赤く美しい実は、正月の飾りなどでも有名です。​
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枝垂紅葉（シダレモミジ） Maple / Acer laurinum

​●花の開花時期　11月

繊細な葉は涼しげで、葉と枝がしだれる独特の樹形。春から初夏前までは濃い赤茶、夏以降は緑色が入ってくすみ、秋には紅、赤橙とそれぞれに紅葉します。
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宮城野萩（ミヤギノハギ） Lespedeza thunbergii

​●花の開花時期　6〜9月

名前の由来は、宮城県をはじめとする東北の山野に多く自生することから。蝶の形をした紅紫色の花が咲きます。
​

台杉（ダイスギ） Cryptomeria japonica

茶の湯が流行した室町時代、茶室建築で広く普及したといいます。主役として、脇役ととして、和の空間に欠かせない杉です。

灯台躑躅（ドウダンツツジ） Enkianthus perulatus

​●花の開花時期　4〜5月

名前の由来は、枝分かれする様子が夜の明かりに用いた灯台（トウダイ）の脚部と似ていることから。後に「トウダイ」から「ドウダン」に言葉が転じ、今の呼び名となりました。
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連翹（レンギョウ） Forsythia suspensa

​●花の開花時期　3〜4月

春を告げる花として知られます。咲く黄色い4弁の花は蝶のようで、長い枝に並んで咲きます。
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【旧】湯室・月白の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 10. GEPPAKU no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

椿（ツバキ） Camellia japonica

​●花の開花時期　1〜4月

赤・白・ピンクの花の色と、おしべの黄色とのコントラストが非常に美しい。冬でも常緑で、日陰でも花を咲かせます。

千両（センリョウ） Herba sarcandrae / Sarcandra glabra

​●花の開花時期　6月
●実がなる時期　11〜1月

常緑広葉樹の小低木。対生する葉には鋭い鋸歯があります。冬に実る赤く美しい実は、正月の飾りなどでも有名です。​

枝垂紅葉（シダレモミジ） Maple / Acer laurinum

​●花の開花時期　11月

繊細な葉は涼しげで、葉と枝がしだれる独特の樹形。春から初夏前までは濃い赤茶、夏以降は緑色が入ってくすみ、秋には紅、赤橙とそれぞれに紅葉します。
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宮城野萩（ミヤギノハギ） Lespedeza thunbergii

​●花の開花時期　6〜9月

名前の由来は、宮城県をはじめとする東北の山野に多く自生することから。蝶の形をした紅紫色の花が咲きます。
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台杉（ダイスギ） Cryptomeria japonica

茶の湯が流行した室町時代、茶室建築で広く普及したといいます。主役として、脇役ととして、和の空間に欠かせない杉です。

灯台躑躅（ドウダンツツジ） Enkianthus perulatus

​●花の開花時期　4〜5月

名前の由来は、枝分かれする様子が夜の明かりに用いた灯台（トウダイ）の脚部と似ていることから。後に「トウダイ」から「ドウダン」に言葉が転じ、今の呼び名となりました。
​

連翹（レンギョウ） Forsythia suspensa

​●花の開花時期　3〜4月

春を告げる花として知られます。咲く黄色い4弁の花は蝶のようで、長い枝に並んで咲きます。
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【旧】湯室・翡翠の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 12. HISUI no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

躑躅（ツツジ） Azalea / Rhododendron

​●花の開花時期　4〜5月

低木から中木で、葉は常緑のものを使用。4月の春先から6月の初夏にかけて、数個の花を枝先につけます。
漢字で「躑躅」と書き、いずれも、たちどまる、たたずむ、の意で「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来します。
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松（マツ） Japanese white pine / Pinus

名前の由来は、「（神を）待つ」、「（神を）祀る」や「（緑を）保つ」からとされています。
葉が常に緑であることから、永遠の若さを象徴するともいわれます。
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金明竹（キンメイチク） Kinmyo bamboo/ Phyllostachys bambusoides

黄色の竹稈で規則正しく芽をつける真竹。 昔から珍重され、主に庭園竹として鑑賞されています。 
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【旧】湯室・蘇芳の四季のうつろい

FOUR SEASONS IN BATHHOUSE 13. SUOU no YU

湯室で観賞できる代表的な植物と開花時期

花蘇芳（ハナズオウ） Cercis chinensis

​●花の開花時期　4月

葉はハート形でつやがあり、蝶の形をした花が美しい。早春より枝に花芽を多数つけ、枝いっぱいに咲きます。
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合歓木（ネムノキ） Albizia julibrissin

​●花の開花時期　6〜7月

和名は、夜になると葉が合わさって眠るように見えることから。夕方に開き、翌日にはしぼむ淡紅色の花。小枝の先から花柄を出し、集まって咲きます。
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えごの木（エゴノキ） Styrax japonica

​●花の開花時期　5〜6月

自然で風情のある樹形から、白い花が枝に吊り下がるように一斉に咲き誇ります。特徴的な和名は、果実を口にすると刺激がえぐいことに由来しますが、爽やかさを感じさせてくれる人気の樹木です。

13の湯室のごあんない

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